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IBM 5120(英:IBM 5120 Computing System)は、IBMが1980年に発表したデスクトップコンピュータである。IBM 5110ポータブルコンピュータのデスクトップ版で、IBM 5110 モデル3とも呼ばれる。 == 概要 == IBM 5120は1980年2月に、IBM 5110ポータブルコンピュータの後継のデスクトップとして発表された。CPUのIBM PALM、内蔵の2つの8インチ 1.2MB フロッピーディスクドライブと、9インチのモノクロームモニター、プログラム言語のBASIC、32KBのRAMを備え、そしてオプションで、追加の8インチ 1.2 MB フロッピーディスクを持つスタンドアロンのIBM 5114 ディスケット(フロッピーーディスク)装置を使用できた〔IBM ArchivesIBM 5120 Computing System - IBM 〕。 大きなスクリーンサイズや、前身を超える性能の他に、IBM 5120はいくつかのユーザビリティ上の利点を併せ持って設計された。 * 机の上の設置スペースの削減 * モニター、キートップ、製品表面のつや消し処理 * bottom form treatment に基づく持ち上げやハンドリングの容易性 * キーボードのパームレストによる腕や肩の負担軽減 そのユーザビリティの機能や外見により、IBM 5120は2つの主要な工業デザイン賞を受賞し、「考え抜かれたクリーン」(clean, well thought out)、「繊細な細部が使用時の大きな助けとなる」(subtle detailing shows great care in execution)、「品質といえる」(looks like quality)などと記述された〔″Annual Design Review″. ''I.D. Magazine'', Product Design Award: IBM 5120 Computing System, Tom Hardy: Industrial Designer, 1981. 〕〔“Industrial Design Excellence – Gold IDEA”. ''Industrial Designers Society of America'', Product Design Award: IBM 5120 Computing System, Tom Hardy: Industrial Designer, 1980.〕 IBM 5120は1980年に、それまでで最も低価格なIBMビジネスコンピュータとして販売された。オプションにより、全体のシステム価格は $9,340 から $23,990 の範囲だった。そのオフィスイメージを強調するため、IBMは同年に6つの新プログラム(業務管理、請求、給与、買掛金、売掛金、一般会計台帳)をリリースした 〔 。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「IBM 5120」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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